はるばるビールを飲みにスナークリキッドワークス(Snark Liquidworks)に行って来ました。
スナークリキッドワークス(Snark Liquidworks)は池袋駅から徒歩9分ほどの距離にあります。立教通りをずんずん進んで、立教大学を通り過ぎたらもうすぐです。
西武池袋線をご利用の方は要町駅で下車ください。徒歩5分です。
スナークリキッドワークスは創業2019年。新宿駅にあるビアバーの名店「ウォーターリングホール」を運営していた藤浦さんが立ち上げたブルワリーです。
藤浦さんは、全米一のホームブルーイング賞『American Homebrewer of the year』を受賞したビール醸造家。ブリティッシュ、アメリカンスタイルを得意とされます。
外観はこんな感じ。
西池袋martという商業施設をリノベしており、趣深いたたずまいです。
店内はウッディな内装。床はもともとのコンクリートをそのまま活かしています。
カウンター5席、テーブル4×4席で、カウンターからは醸造タンクが見て取れます。
ビールのポップなアートや浮世絵などが飾られる壁面。
清潔ながらも、もっと昔から営業していたようなエイジングが感じられる落ち着く店内です。
洋楽のロックが流れており、ビールへの気分が高まります。
本日のビールリストはこちら。8タップ+ハンドポンプ1つで全9タップ!
ビアフライト(飲み比べ)は残念ながらありません。種類を沢山飲みたいので650円のハーフ(ビールの液種によってはグラス)をチョイス。
〇lower rhine2ロワーライン2/ABV:5%/スタイル:ケルシュ
ケルシュはドイツのケルン地方発祥のビールスタイル。高い温度で発酵する上面発酵酵母を使いながら、低温で熟成するので、上面発酵酵母のフルーティーな香りを持ちながらも、すっきりとした味わいを持つというのが特徴です。
ホップはドイツ・ハラタウ地方で栽培されるハラタウヘルスブラッカーを使用。ケルンの街中を流れるライン川は8つに分類され、ケルンのあたりがロワーラインと呼び、ビール名はそこから取っています。前年造ったケルシュの続編ゆえ「2」となります。
こちらのビールもまさしくスッキリとした飲み口。一杯目に最適なビールです。ほのかにフルーティさを感じます。麦由来の甘みもキャッチできます。
〇artemisアルテミス/ABV 6%/スタイル:ヘイジーペールエール
ホップはアザッカ、アイダホ7、シトラを使用。
飲み口はマンゴーのようなトロピカルなアロマを感じます。苦さはまったく感じず、とってもドリンカブル。モルティーな甘みも感じられます。
気づいたら飲み終わってしまう、そんなビールでした。
〇mayda insula bitterメイダ島ビター/ABV:4%/スタイル:ベストビター
スナークリキッドワークスと大塚にあるビアパブ兼ボトルショップ・タイタンズ6周年記念ビール。
カラメルのようなアロマ。ほどよい苦味のあとにローストされたモルトの甘みを感じます。
〇New OrderBrown(Hand Pump)ニューオーダーブラウン(ハンドポンプ)/ABV:4.5%/スタイル:ブリティッシュブラウンエール
カラメル香が心地よい一杯。パンを焼き上げたような香ばしい味も感じます。
ハンドポンプによるビールを初めて飲んだのですが、大きな泡がグラス面にはりつき、微炭酸。炭酸による爽快感はありませんが、口当たりはなめらか。その分、麦の甘みやホップの苦み、つまりビールそのものをじっくりと味わえる気がします。
〇House Snark Wee Heavyハウススナークウィーヘヴィー/ABV:7.5%/スタイル:ウィーヘヴィー
スナークリキッドワークス100バッチ目記念ビール。スナックリキッドワークス過去最高額の製品原価にもかかわらず、グラスで650円とリーズナブルな値段。素晴らしい!
ウィーヘヴィーとはスコッチエールとも呼ばれるビールスタイル。その名の通り、スコットランド発祥のビール。スコットランドでは、ホップが高価だったため、使用量が少なく、ハイアルコールかつモルティな味が特徴。もともと強いビールを好むベルギーへの輸出用に開発されたらしいです。
カラメル風の甘さとともに、レーズンやどことなくリポビタンDのようなパイナップルに似た甘酸っぱさをともなったフレーバーも感じます。これは美味い!!
スナークリキッドワークスはリキッドという名の通り、クラフトビール以外の液種も豊富に取り扱っており、蜂蜜を原料にした醸造酒ミードも置いています。
また、金・土のお昼限定でサバカレーを提供しており、こちらも美味!
800円で本格的なスパイスカレーを味わえます。
沢山ビールを飲みたい人にはちょうど良い分量。
【再訪】2023年秋サイカドブルーイング(CYCAD BREWING)
スナークリキッドワークス(Snark Liquidworks)がサイカドブルーイング(CYCAD BREWING)としてリニューアルオープンしたとSNSで知り、はるばるビールを飲みに行ってきました。
ざっくりとリニューアルで変わったもの、変わらないものを紹介していきます。
のれんが変わっている!
お店の外には立派なCYCAD(ソテツ)が!
またネオンも新調!夜になったらさぞ綺麗な灯りを照らすことでしょう。
お店の内装はこちら。
お店中央にスタンディングスペースができ、収容客が増えました。
また、以前来店したときには未開発だった部分にはローチェアなどが配置。全面のウォールを使って展示会などができる模様です。
ストリートカルチャー系のアパレルも充実。少年インザフッドのコラボ展示を行っていました。
一方、変わらないものは・・・醸造家そしてクラフトビールのうまさ。
外国人フレンドリーな英語表記のビールリスト。
スナークリキッドワークス時代と比べてIPA推しとなりました。来店日がたまたまそういうリストだったかもしれませんが。
Horridus/ホリダス/スタイルNEIPA/ABV6.5%
マンゴーやグアバなどのトロピカルなアロマが楽しめるニューイングランドIPA。美味い!
Turneri/ターネリ/スタイルBrown IPA/ABV6.0%
ブラウンIPA、初めて飲みます。チョコレートやカラメルのような甘さからの苦ーい一杯!
フードメニューはこちら。ノンアルコールドリンク、そしてメスカルも充実。仕入れ先は下北沢の万珍酒店とのことです。
【店名】サイカドブルーイング(CYCAD BREWING) 【営業時間】平日15:00〜23:00、土曜・日曜13:00〜23:00 【定休日】火曜 【TAP数】9 【ビアフライト】不可 【QR決済】可 【最寄駅】西武池袋線「要町駅」徒歩5分、JR「池袋駅」徒歩9分 【住所】東京都豊島区西池袋4丁目19−14 【電話番号】ー
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