東京メトロ丸の内線本郷三丁目駅から徒歩5分。
日本の最高学府である東京大学の目と鼻の先に、ひときわ目を引く新しいブルワリーが誕生した。
その名も「本郷菊坂町かもす」。2023年5月にオープンし、12月から醸造を開始したばかり。
まさにフレッシュなマイクロブルワリー(ビール工房)だ。
店主は金沢のBREW CLASSICで腕を磨いた実力派。なるほど、だから「本郷菊坂町かもす」のブルワリー名はCAMOS CLASSICというのだ。
店に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、壁に掲げられた5つのタップ。今日は3本が自家製、2本が国内ブルワリーのゲストビールだ。
サイズはS・M・L。Sサイズは225mlで、嬉しいことにビアフライトも用意されている。110ml×2杯で700円というリーズナブルな価格設定は、ビール好きにはたまらない。
フードは持ち込み自由というスタイルもユニークだ。近くにはスーパーライフがあり、出前を取ることもできる。店内にはサラミや燻製チーズが置かれていて、つまみには困らない。ビールと一緒に楽しむおつまみを選ぶ楽しみもまた格別だ。
土曜・日曜の14時〜16時はハッピーアワーで自家製クラフトビールが100円OFFとお得に楽しめる。
さて、CAMOS CLASSICの魅力はビールだけではない。店内にはフラッグシップビール5種それぞれに描かれた動物のイラストがある。それぞれの液種には本郷の歴史やお店、ペアリングフードについて説明が添えられている。この地域に根ざした心意気が感じられ、訪れる人々を温かく迎えてくれる。
常連さんたちが集うこの場所は、和やかな雰囲気で満ちている。新参者の私にも気さくに話しかけてくれる彼らのおかげで、大いに華が咲いた。心がほっこり温まった理由は、クラフトビールを飲み過ぎたせいだけではない。
さて、肝心なビールを紹介しよう。
サクラサク+/Belgian White/ABV5%(写真右側)
これは王道のベルジャンホワイトだ。東京大学近くにあるブルワリーならではのネーミングで、烏骨鶏のイラストが描かれている。その理由は、本郷にあるパワースポット櫻木神社に烏骨鶏が住んでいるからだとか。このビールを一口飲むと、軽やかな口当たりとレモンにも似た弾ける炭酸が広がり、その後にまろやかな麦の甘みが追いかけてくる。
文豪パラダイス/Stout/ABV5%(写真左側)
「文豪パラダイス」。しっかりとローストしたコーヒーの香りが漂うスタウトで、その苦味もしっかり効いている。イキのいい炭酸は夏の日にはアイスコーヒー代わりにもぴったりだ。ただ、もう少しマイルドな炭酸だったら、自分好みになるかもしれない。
菊坂Fri Day/IPA/abv5.5%
柑橘系のフレーバーとドライな後味が特徴的なIPA。この一杯を飲むと、本郷三丁目という土地柄を感じさせる爽快感が広がる。
本郷菊坂町かもすは、本郷三丁目で新たなクラフトビールシーンを紡ぐ場所だ。この街で学びながら、多くの人々と交流し、新たな発見を楽しむことができる。勉強の合間にここで一杯やることは、大学生活の醍醐味なのかもしれない。これほどまでに東大生に嫉妬したことはないだろう。
最後に文京区Paypay還元対象店でもある。
今年は12月13日まで!20%オフでお得に飲めるチャンスです!
【店名】本郷菊坂町かもす Camos Classic(Camos Brewery)
【営業時間】水曜〜金曜18:00〜22:00、土曜14:00〜19:30、日曜14:00〜18:30
【定休日】月曜・火曜
【TAP数】5
【ビアフライト】有
【飲み放題】無
【QR決済】有
【最寄り駅】東京メトロ丸の内線「本郷三丁目駅」3番出口より徒歩3分
【住所】〒113-0033 東京都文京区本郷5丁目1−2 シャープ本郷 101
【電話番号】08074705539
【SNS】https://instagram.com/hk.camos
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