プヤラ(PÕHJALA)のピム オオ ピーエックス(POHJALA Pime Öö PX)を飲みました。
下北沢の北沢小西で買いました。
プヤラはエストニアの首都タリンに2011年に開業した醸造所。
ビールギークの四人のエストニア人が、スコットランドの人気ブルワリー・ブリュードッグで経験をつんだ醸造家のクリス・ピルキントンをヘッドブリュワーとして迎えて立ち上げたブルワリーです。
ピム オオ ピーエックスはインペリアルスタウトをペドロ・ヒメネスのシェリー樽で熟成したビール。
ペドロ・ヒメネスはスぺインで生産される世界一甘いワインとも称されるシェリーだそうです。
蝋で瓶詰めされており、期待感が高まります。
開栓に若干、てこずりましたが、栓抜きで開けることが可能です。
注いでみると、外観はまるで醤油。泡も確認できません。
開栓するときには炭酸の音を確認できたのですが。
早速飲んでみましょう。香りがもはやビールではありません。
濃厚なレーズンやシェリーの甘いアロマ。
口に含むとカラメルとシェリーの風味があいまったねっとりとした甘み。
ちびちびと飲んで、濃厚なうまみに身を委ねたくなるフルボディ―なインペリアルスタウト。
強烈です。
「1年で一番暗い夜のためのインペリアルスタウト」という標記がしゃれています。
確かに、この1本があれば一晩中楽しめる13.9%の愉楽。
麦芽とホップだけでこれだけ複雑な濃厚な味わいにビールが化けるとは、バレルエイジの世界は奥深いですね。
ご馳走様でした!
【ビール名】ピムオオピエックス 【醸造所】プヤラ 【生産地】エストニア 【スタイル】バレルエイジドインペリアルスタウト 【ABV】13.9% 【原材料】麦芽、ホップ
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