ベアレン醸造所のチョコビールを飲み比べてみました。
ベアレン醸造所は、岩手県盛岡市北山にあるブルワリー。2001年に設立されました。
開業に際し、ドイツ南部の街から100年以上前の銅製の仕込釜や、1900年ごろに蒸気機関で動かしていた麦芽粉砕機などの醸造設備を移設。ヨーロッパの伝統的な製法にこだわって造られています。
ベアレンという社名はドイツ語で熊たちという意味。
岩手県の自然と、本来肉体労働が多く体格のがっちりとした醸造家をイメージして名づけられました。
ビール瓶のキャップ=王冠にはかわいらしい熊のイラストがプリントされています。
さて、ベアレンが2022年のバレンタインにリリースしたのは、「チョコレートスタウト」と「ミルクチョコレートスタウト」の2種。
飲み比べてみましょう。
どちらもチョコレートスタウトとありますが、原材料にチョコレートは使用していません。
チョコレートモルトと呼ばれる通常よりも高温で焙煎し、真っ黒になったモルトを使用しているだけというから不思議!
チョコレートスタウトの方は、ビターなチョコレートの風味をほのかに感じます。コーヒーのようなアロマが強いですね。
一方、ミルクチョコレートスタウトは、甘味があり、口さわりも少しやわらかく、デザート感が強い印象です。
チョコレートは甘くて苦手という方には前者がおすすめです。
「チョコレート」という名前がついている以上、少しでもチョコを感じたい、味わいたいという方には「ミルクチョコレートスタウト」の方がよいですね。
ラベルがかわいいので、つい家に連れて帰りたくなりますが、しっかりスタウトを堪能できるビールでした。
チョコレートスタウト | ミルクチョコレートスタウト | |
ABV | 6.5 | 5 |
原材料 | 麦芽、麦、ホップ | 麦芽、糖類、麦、ホップ |
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