2026年3月、関内駅前にオープンした大型複合施設「BASEGATE横浜関内(ベースゲート横浜関内)」。
その「スタジアム横バル街:ザ レガシー」1階に店を構えるのが、Roto Brewery Tap & Kitchen(ロトブルワリー タップ&キッチン)です。

Roto Breweryは、2018年に横浜・上大岡で誕生したマイクロブルワリー。上大岡では「Roto Brewery 麺や 天空」として、醸造所とラーメン店を組み合わせたユニークなブルーパブを展開してきました。
そして2026年3月、新たに関内へタップルーム&レストランを出店。
今回訪れて印象に残ったのは、単に「ブルワリーのビールが飲める店」ではなかったこと。
青いクラフトビールに、ヒグマのレバニラ、さらにはナガス鯨の刺身まで。
ビールも料理も、ちょっと普通ではない。
「次は何が出てくるんだろう?」というワクワク感のある一軒でした。
関内駅から徒歩すぐ。BASEGATE横浜関内にオープン
場所は2026年3月にグランドオープンした「BASEGATE横浜関内」。
Roto Brewery Tap & Kitchenは、飲食店が集まる「スタジアム横バル街:ザ レガシー」の1階にあります。

最寄りはJR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅。
施設公式では徒歩1分。実際に歩いても2分ほどでした。
駅から非常に近く、横浜スタジアムからも立ち寄りやすい立地です。
平日の19時頃に入店。
店内は4割ほどの埋まり具合で、比較的ゆったりとクラフトビールを楽しめました。
コンパクトな店内にはカウンター6席とテーブル席8隻があります。
一人でふらっと飲むのにも、友人と何杯か飲み比べるのにも使いやすそうです。

7TAP。Roto Breweryとゲストビールを楽しめる
訪問時のタップは全7種類。
そのうちRoto Breweryの自家醸造ビールが3種類、ゲストビールが4種類でした。

この日のRoto Breweryは、
- アプリコットサワー / Fruited Sour / ABV 5.0%
- マカデミアナッツスタウト / Nut Stout / ABV 8.0%
- ヨコハマブルース / Specialty Ale / ABV 5.0%
の3種類。
ゲストには八海醸造、ベアレン醸造所、南信州ビールなど、国内ブルワリーのビールがつながっていました。
価格はRoto Breweryのビールが、
Mサイズ 300ml:900円
Lサイズ 473ml:1,400円
ゲストビールは、
Mサイズ 300ml:1,100円
Lサイズ 473ml:1,600円
です。
さらに150ml×3種類で1,800円の飲み比べセットもあります。
初訪問なら、まずはこちらでRoto Breweryの個性的なビールを飲み比べてみるのも面白そうです。
アプリコットサワー|これはもうジュースだ
最初に選んだのは、Roto Breweryのアプリコットサワー(Fruited Sour / ABV 5.0%)。

グラスに注がれた液体は鮮やかな黄色。
そして飲んでみる。
ジュースです。
思わずそう言いたくなるほどフルーティー。
サワービールではありますが、身構えるような酸っぱさではなく、果実感を楽しみながらスイスイ飲める。
ビールの苦味が苦手な人にも飲みやすそうな一杯です。
ヨコハマブルース|青い!そして味にも衝撃
そして今回、一番印象に残ったビール。

ヨコハマブルース(Specialty Ale / ABV 5.0%)。
まず見た目からして普通ではありません。
青い。
クラフトビールをそれなりに飲んできましたが、グラスいっぱいに広がる鮮烈なブルーはなかなか衝撃的です。
しかし、本当に面白いのは見た目だけではありません。
一口飲む。
最初に頭をよぎったのは、夏祭りで食べるかき氷のブルーハワイ。
ところが、そのまま終わらない。
後味に独特の酸味が残ります。
何だろう。
どこかで知っている味。
考えて、ようやくたどり着きました。
「ねるねるねるね」だ。
いや、これはもう「ねるねるねるね」としか表現できない。
ブルーハワイから、ねるねるねるねへ。
何とも不思議なビールです。
そして、こういう一度飲んだら忘れないビールを作ってくるところに、Roto Breweryの面白さがあると思います。
この日のベストビールは、迷わずヨコハマブルースでした。
ヒグマに羊、鹿。そしてナガス鯨まで
Roto Brewery Tap & Kitchenは、料理も普通ではありません。

訪問時のメニューには、
- 豚刺しの塩だれ(低温調理):750円
- バラ肉チャーシュー:800円
- 林SPFポークのソーセージ5種:1,500円
- 羊のたたき:1,000円
- ラムショルダーのハーブ焼き:1,000円
- ラムタンの冷製:750円
- ヒグマのレバニラ炒め:1,000円
- ローストディア(蝦夷鹿):1,000円
- ナガス鯨の刺身:1,500円
などが並んでいました。
豚、羊、ヒグマ、鹿、鯨。
クラフトビール店のフードメニューとしては、かなり個性的です。
今回はその中から、ナガス鯨の刺身とヒグマのレバニラ炒めを注文しました。
ナガス鯨の刺身|1,500円
まずはナガス鯨の刺身。

濃い赤紫色の身に、醤油と薬味を合わせていただきます。
そして驚いたのがボリューム。
珍しい食材なので少量なのかと思っていましたが、しっかり量があります。
うまい。そして値段の割にボリューミー。
クラフトビール店で鯨の刺身を食べることになるとは思いませんでした。
こういう予想外の出会いも、この店の面白さです。
ヒグマのレバニラ炒め|1,000円
さらに注文したのが、ヒグマのレバニラ炒め。
メニューを見た瞬間から気になって仕方がなかった一品です。
こちらも1,000円ながら、しっかりとしたボリューム。
うまい。
そして、この店では「このビールにはこの料理」とペアリングを難しく考えるより、ビールも料理も、それぞれの強烈な個性を楽しむ方が似合っている気がします。
青いビールを飲んで驚き、ヒグマを食べて驚く。
そして次は鯨。
なかなか忙しい。
でも、それが楽しいのです。
「次は何がある?」がRoto Breweryの魅力
Roto Brewery Tap & Kitchenを訪れて一番強く感じたのは、記憶に残るものを出してくる店だということ。
今回なら、圧倒的にヨコハマブルースです。
青い見た目だけなら「映えるビール」で終わります。
しかし実際に飲むと、
ブルーハワイ → 独特の酸味 → ねるねるねるね
という妙な記憶まで残していく。
そこへヒグマや鹿、鯨といった個性的な料理が加わります。
ビールと料理のペアリングを難しく考える必要はありません。
個性的で、特徴的で、なおかつうまい。
それぞれの味に酔いしれるべし。
そんな楽しみ方が似合う店です。
次は7TAPすべてRoto Breweryを飲んでみたい
今回唯一気になったのは、訪問時は7TAP中、自社醸造ビールが3種類だったこと。
Roto Breweryへ来たからには、やはりもっとオリジナルビールを飲みたい。
店主によると、現在は生産が需要に追いついていないとのこと。
そのため、訪問時は自社ビールが3種類に限られていました。
これは少々残念。
ただ、それは逆に再訪する理由にもなります。
Roto Breweryの魅力は、面白く、記憶に残るビールに出会えること。
「次に来たら何がつながっているんだろう?」
そう思わせてくれるブルワリーは強い。
いつか7TAPすべてRoto Breweryのビールが並ぶ光景を見てみたい。
新しい液種が登場したら、SNSをチェックしてまた関内まで飲みに来たいと思います。
こんな人におすすめ
Roto Brewery Tap & Kitchenは、単に「関内でクラフトビールを飲める店」を探している人以上に、
ちょっと変わったクラフトビールを飲みたい人、友人とワイワイ飲みたい人、そして定番よりも記憶に残る一杯を探している人におすすめしたい店です。
ヨコハマブルースを見た瞬間の「何だこれ?」。
ヒグマのレバニラを見つけたときの「食べてみたい」。
そうした小さな驚きが次々に出てくる。
「何を飲もう?」だけではなく、「今日は何がある?」を楽しみに再訪したくなる。
そこがRoto Brewery Tap & Kitchenの一番の魅力なのかもしれません。

Roto Brewery Tap & Kitchen 店舗情報
店名
Roto Brewery Tap & Kitchen
場所
BASEGATE横浜関内「スタジアム横バル街:ザ レガシー」1F
住所
神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1
アクセス
JR根岸線「関内駅」徒歩1分
横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」徒歩1分
みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩7分
営業時間
11:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日
月曜日
電話番号
070-7639-9594
席数
14席
TAP数
7TAP(訪問時)
自家醸造ビール
3種類(訪問時)
ゲストビール
4種類(訪問時)
ビール価格
Roto Brewery
M 300ml:900円
L 473ml:1,400円
ゲストビール
M 300ml:1,100円
L 473ml:1,600円
ビアフライト
150ml×3種類:1,800円
支払い
キャッシュレスのみ(現金不可)
PayPay対応
※営業時間、定休日、価格、TAP内容、メニューなどは変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。


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