温泉の街・別府で、クラフトビールを飲むならここは外せない。
今回訪れたのは、JR別府駅から徒歩約2分の「BEPPU BREWERY(別府ブルワリー)」。
温泉帰りの一杯をコンセプトにしたクラフトビール醸造所で、店内ではできたてのオリジナルビールと大分ならではの料理を楽しめます。
訪問時はなんと10TAP、すべて自社醸造のビール!
しかも、定番のピルスナーやIPAだけでなく、スムージーサワー、ダークラガー、ヴァイツェン、アルコール度数9%のヘイジーIPAまで揃っているんです。
これだけあると、どれを飲もうか迷ってしまいますよね。
ありがたいことに、こちらには3種類のビールを少しずつ楽しめるビアフライトが用意されています。
今回はそのビアフライトで、個性豊かな6種類のクラフトビールを飲み比べてきました!
別府駅から徒歩約2分!スーパーホテルの1階にあるブルワリー
BEPPU BREWERYがあるのは、JR別府駅の東口側。

別府観光の発展に大きく貢献した油屋熊八の銅像がある出口から、歩いて約2分ほど。
「スーパーホテル別府駅前」の1階にあります。

2022年12月26日にオープンしたブルワリーで、2026年現在、開業から4年弱。まだ比較的新しい醸造所です。

ブルワリーのコンセプトは「旅を潤す」。
温泉に入ったあと、できたてのクラフトビールを楽しんでもらいたいという思いから、「湯あがり」をテーマにしたビールを醸造しています。
実際、定番ビールの名前も「湯あがりピルス」「湯けむりヘイズ」と、いかにも温泉の街らしい。
別府の地獄めぐりをイメージした「オニIPA」や、地元のかぼすを使った「かぼすセゾン」など、別府ならではのビールも揃っています。
温泉観光とクラフトビールを一緒に楽しめるというのが、こちらの大きな魅力ですね。
広々とした店内。醸造タンクを眺めながらビールを楽しめる
店内に入ると、まず目に入るのが大きなカウンター。

木の温もりを感じる内装に、銅色のペンダントライトが並ぶおしゃれな空間です。
カウンターには10種類のクラフトビールがつながり、奥にはビールの銘柄と価格を記載したメニューボード。

店内からは醸造タンクも見ることができ、ブルワリーに来たことを実感できます。

座席はカウンターが6席ほどで、テーブル席も多数。
ざっくり30人以上は利用できそうな広さがあり、一人飲みはもちろん、グループで食事を楽しむのにもよさそうです。
大きな窓から外の光が入ってくるので、昼間は特に開放的。
訪問時には外国人観光客の姿も見られました。
別府駅から近く、観光の途中で立ち寄りやすいこともあって、海外からのお客さんにも利用されているようです。
樽生クラフトビールは10種類!全種類がオリジナル
訪問時につながっていたビールは、全部で10種類。

しかもすべてBEPPU BREWERYのオリジナルビールでした。
| No. | ビール名 | スタイル | ABV |
|---|---|---|---|
| 1 | Yuagari Pils(湯あがりピルス) | ピルスナー | 4.5% |
| 2 | Yukemuri Haze(湯けむりヘイズ) | セッションヘイジーペールエール | 3.5% |
| 3 | Fresh Kabosu Saison | フルーツサワーセゾン | 4.0% |
| 4 | Oni IPA(オニIPA) | ウェストコーストIPA | 7.0% |
| 5 | Bengala Red(ベンガラレッド) | レッドIPA | 6.0% |
| 6 | COCO Yu-topia | スムージーサワーエール | 3.0% |
| 7 | Noyaki Dark Lager(野焼きダークラガー) | ダークラガー | 4.5% |
| 8 | Sour Jam ’26 | りんご&かぼすのサワーエール | 4.0% |
| 9 | Chill Weiss | ヴァイツェン | 5.0% |
| 10 | Volcanic Cloud | DDHヘイジーIPA | 9.0% |
これだけスタイルの異なるビールが揃っているのは嬉しいですね。
アルコール度数3%の軽いスムージーサワーから、9%の濃厚なヘイジーIPAまで。
ビール好きなら、メニューを眺めているだけでも楽しくなってきます。
初心者に嬉しい「YES/NOチャート」

面白いのが、ビール選びをサポートしてくれる「YES/NOチャート」。
「苦いのが好き?」「果実感がほしい?」「王道が飲みたい?」といった質問に答えていくと、自分に合いそうなビールをおすすめしてくれます。
クラフトビールに詳しくない人だと、IPAやセゾン、ヴァイツェンと書かれていても、どんな味なのか想像しにくいですよね。
こういう仕組みがあると、初めての人でも選びやすい。
特に、普段は大手メーカーのビールしか飲まないという人にとっては、クラフトビールの入口になりそうです。
150ml×3種類のビアフライトがありがたい!
10種類もあると、さすがに全部は飲めません。
そんなときにありがたいのが、ビアフライトです。

BEPPU BREWERYには、2種類の飲み比べセットが用意されています。
① 湯あがり定番3種飲み比べ(1,400円)
- 湯あがりピルス
- 湯けむりヘイズ
- Fresh Kabosu Saison
② 選べる3種飲み比べ
10種類の中から好きなビールを3種類選べるセット。価格は組み合わせによって変わります。
どちらも150ml×3杯。
今回は好きなビールを選べるビアフライトを利用しました。
150mlという量が絶妙で、気になるスタイルを気軽に試せるのが嬉しい。
特に、スムージーサワーやアルコール度数9%のヘイジーIPAなど、普段あまり飲まないビールにも挑戦しやすいですね。
実際に飲んだ6種類のクラフトビール
今回は2セット、合計6種類のビールを楽しみました。
それぞれ個性がまったく違っていて、なかなか面白い飲み比べになりました。

① COCO Yu-topia|もはやビールじゃない!濃厚トロピカルジュース

スムージーサワーエール/ABV 3.0%
まずは「COCO Yu-topia」。
マンゴーやピンクグアバなどをたっぷり使ったスムージーサワーエールです。
グラスに注がれた液色は、濃い赤紫色。
一般的なビールとはまったく違う見た目で、飲む前から期待が高まります。
そして、ひと口飲んで驚きました。
もはやビールじゃない。炭酸入りのトロピカルジュースだ!
マンゴーやグアバのフルーティーな味わいが前面に出ていて、濃厚でジューシー。
ビール特有の苦味はほとんど感じず、フルーツの甘酸っぱさを楽しむ一杯です。
アルコール度数は3%。
クラフトビールの自由さを実感できる、非常に面白いビールでした。
そして、めちゃくちゃ美味しい!
今回飲んだ6種類の中でも、特に印象に残った一杯です。
② Sour Jam ’26|りんごジュース?シードル?ジュースのようなサワーエール

Mix Fermented Sour Ale w/ Apple & Kabosu/ABV 4.0%
続いては「Sour Jam ’26」。
りんごとかぼすを使ったサワーエールです。
こちらもかなりフルーティー。
飲んでみると、まず感じるのはりんご。
りんごジュースのような味わいで、シードルにも近い印象です。
舌触りもジュースのようで、ビールを飲んでいるという感覚があまりありません。
原材料には大分らしくかぼすも使われていますが、個人的にはかぼすの存在感は控えめ。
ほのかな酸味はあるものの、りんごの風味が主役という印象でした。
先ほどのCOCO Yu-topiaが濃厚なトロピカルジュースなら、こちらはりんごを中心とした爽やかなサワー。
同じサワー系でも、これだけ違う味わいになるのが面白いですね。
③ Volcanic Cloud|9%のどっしりフルーティーなヘイジーIPA
DDH Hazy IPA/ABV 9.0%

3杯目は「Volcanic Cloud」。
アルコール度数9%のDDHヘイジーIPAです。
DDHとは「Double Dry Hopped」の略で、ホップの香りを豊かに引き出す製法のこと。
こちらはグラスに注がれた段階から、いかにもヘイジーIPAらしい濁った色合い。
飲んでみると、マンゴーを思わせるトロピカルなフレーバーが広がります。
そして、何よりも印象的なのが、その飲みごたえ。
どっしりとフルーティー!
アルコール度数9%らしい厚みがありながら、豊かなフルーツ感のおかげで飲み進めたくなる美味しさです。
先ほどの2種類とは違い、こちらはしっかりとした飲みごたえのあるビール。
ヘイジーIPA好きにはたまらない一杯だと思います。
④ Oni IPA|グレープフルーツのような爽やかさが美味しい!

West Coast IPA/ABV 7.0%(左)
続いては「Oni IPA(オニIPA)」。
別府の地獄めぐりをモチーフにした、ウェストコーストIPAです。
IPAらしい苦味とホップの香りを楽しめるスタイルですが、こちらはグレープフルーツのような爽やかな風味が印象的。
飲んでみると、これが非常に美味しい!
グレープフルーツを思わせる柑橘系のフレーバーが心地よく、ウェストコーストIPAらしいキレのある味わい。
メニューにはパイナップルのトロピカルなニュアンスも紹介されていましたが、個人的にはグレープフルーツの印象が強かったですね。
フルーティーなサワーやヘイジーIPAもいいですが、こういう王道のIPAもやっぱり好きです。
⑤ Noyaki Dark Lager|チョコレートとコーヒーのような風味。でも軽い!
Dark Lager/ABV 4.5%(中央)
次は「Noyaki Dark Lager(野焼きダークラガー)」。
こちらは真っ黒なビール。
見た目だけなら、かなり重厚なスタウトのようにも見えます。
ところが、飲んでみると意外なほど軽やか。
チョコレートやコーヒーを思わせる香ばしい風味がありながら、口当たりは軽いんです。
黒ビールらしいロースト感はあるのに、重たすぎない。
ダークラガーならではの飲みやすさが感じられます。
黒ビールは濃厚で苦そう、というイメージを持っている人にも試してもらいたい一杯ですね。
⑥ Chill Weiss|安心感のあるオーソドックスなヴァイツェン
Weizen/ABV 5.0%(右)
最後は「Chill Weiss(チルヴァイス)」。
小麦麦芽を使ったヴァイツェンです。
こちらは、いい意味でオーソドックスなヴァイツェンという印象。
ヴァイツェンらしい柔らかな口当たりで、飲みやすい一杯でした。
メニューによると、バナナやクローブを思わせる香りが特徴とのこと。
個性的なサワーや濃厚なヘイジーIPAを飲んだあとだったので、こうした王道スタイルのビールがあるのも嬉しいですね。
6種類飲み比べてみると、BEPPU BREWERYのラインナップの幅広さを改めて実感できました。
青いお酒「Lapis Blue」も人気!海地獄をイメージしたハードセルツァー
樽生ビール以外にも、BEPPU BREWERYにはボトル商品が豊富に揃っています。

特に目を引いたのが「Lapis Blue(ラピスブルー)」。
別府の観光名所「海地獄」から着想を得た、鮮やかな青いお酒です。
正確にはビールではなく、ハードセルツァー。
植物由来の糖分を発酵させた炭酸アルコール飲料で、グレープ風味に仕上げられています。
アルコール度数は5%。
とにかく見た目がきれいなんですよね。
海地獄を思わせる透き通った青色で、写真映えも抜群。
実際、私が訪問した際にも、2〜3人のお客さんが注文しているのを見かけました。
観光地のブルワリーらしい、非常に面白い商品だと思います。
ボトルビールは店内でも楽しめるので、樽生とは違った銘柄を試したい人にもおすすめです。
大分名物のとり天から本格ステーキまで。フードも充実!
BEPPU BREWERYは、料理のラインナップもなかなか本格的。

単にビールのおつまみを出すだけでなく、しっかり食事を楽しめるブルワリーレストランになっています。
大分名物とり天&から揚げ

まず、大分に来たなら食べたいのが「とり天」。
訪問時の価格は720円。
サクサクに揚げた鶏肉を、かぼすポン酢で楽しむ大分名物です。
同じく大分名物のから揚げも720円。
にんにくとしょうがを使った味付けで、こちらもビールが進みそう。
さらに「大分とり天バーガー」(1,200円)もあり、観光客にも嬉しいメニュー構成です。
7種類のディップが選べるベルギースタイルのフリッツ
そして、ブルワリーのイチ推しが「フリッツ」。

ベルギー式のフライドポテトで、2度揚げすることで外はザクザク、中はホクホクに仕上げているそうです。
Mサイズ550円、Lサイズ680円。
ディップソースは7種類あり、カボスアイオリマヨ、チリマヨ、ハニーマスタードマヨ、明太マヨなどから選べます。
九州産のじゃがいもを中心に使用しているというのも嬉しいポイント。
ベルギーのビール文化と、大分の食材を組み合わせたメニューですね。
赤身のビーフステーキや湯布院産豚のソーセージも

さらに、がっつり食べたい人向けには「厳選赤身のビーフステーキ」もあります。
150gで1,680円、250gで2,480円、最大1ポンド(453g)で4,200円。

ほかにも、湯布院産豚のオリジナルソーセージ5種盛り(1,280円)や、大分ブランド鶏「冠地どり」のタタキ(1,280円)など、肉料理も充実。
これならビールを飲むだけでなく、夕食目的で訪れるのもよさそうです。
黒ビールのアフォガードまで!

個人的に気になったのが、数量限定の「黒ビールのアフォガード」(480円)。
アフォガードといえば、アイスクリームにエスプレッソをかけるデザートですが、こちらは黒ビールを使うというもの。
チョコレートやコーヒーのような風味がある黒ビールなら、確かにアイスクリームとの相性もよさそう。
こういうメニューがあるのも、ブルワリーレストランならではですね。
※今回、料理はメニューの確認のみ。実食したものではありません。
ビールだけじゃない!おしゃれなオリジナルグッズも豊富
BEPPU BREWERYは、お土産コーナーも充実しています。

店内の窓際には、オリジナルのTシャツやショートパンツ、グラス、タオル、ステッカーなどがずらり。
特にTシャツは、ビールラベルのデザインをそのままアパレルに落とし込んだものが多く、かなりおしゃれ。

別府の風景や地獄めぐりをモチーフにしたカラフルなデザインで、普通の観光土産とはひと味違います。
スウェット素材のショートパンツなどもあり、普段着として使えそうなアイテムも揃っていました。

そして、私が購入したのが「温泉タオル」。
別府らしい温泉マークが入った黄色いタオルで、価格は500円。
温泉旅行の記念にもなるし、実際に温泉で使えるというのがいいですね。
ビールを飲んだ思い出を、こういう形で持ち帰れるのも嬉しいところです。

ボトルビールもお土産用に販売されているので、クラフトビール好きの友人へのプレゼントにもよさそう。
土日祝は昼飲みも可能!観光の合間に立ち寄れる
BEPPU BREWERYのありがたいところは、土日祝にランチ営業を行っていること。
平日は17時からの営業ですが、土日祝は11時30分から15時までランチ営業。

その後、16時から22時までディナー営業を行っています。
温泉に入ってから昼飲みするもよし、観光の途中でクラフトビールと大分名物を楽しむもよし。
別府駅から徒歩約2分なので、帰りの電車までの時間に立ち寄ることもできます。
駅前で10種類のオリジナルクラフトビールが飲めるというのは、クラフトビール好きにとってありがたいですね。
BEPPU BREWERY 店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | BEPPU BREWERY(別府ブルワリー) |
| 住所 | 大分県別府市駅前町13-8 スーパーホテル別府駅前1階 |
| アクセス | JR別府駅から徒歩約2分 |
| オープン | 2022年12月26日 |
| 営業時間(月・水〜金) | 17:00〜22:00(L.O.21:30) |
| 営業時間(土・日・祝) | 11:30〜15:00(L.O.14:30)、16:00〜22:00(L.O.21:30) |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話 | 0977-75-8957 |
| ビール | 訪問時10TAP、ボトル販売あり |
| 公式サイト | https://beppubrewery.com/ |
※営業時間は公式サイトの掲載情報。最新の営業状況は訪問前にご確認ください。
まとめ|温泉だけじゃもったいない!別府でクラフトビールを飲むならここ
別府といえば温泉。
でも、クラフトビール好きならBEPPU BREWERYもぜひ訪れてほしいお店です。
別府駅から徒歩約2分という立地で、10種類ものオリジナルクラフトビールが楽しめる。
しかも、ビアフライトがあるので、個性的なスタイルを少しずつ試せるのが嬉しい。
今回飲んだ6種類の中でも、特に印象に残ったのが「COCO Yu-topia」。
マンゴーやピンクグアバのフルーティーな味わいで、もはや炭酸入りトロピカルジュース。クラフトビールの自由さを感じる一杯でした。
一方で、グレープフルーツのような爽やかさが美味しい「オニIPA」や、アルコール度数9%のどっしりフルーティーな「Volcanic Cloud」も魅力的。
黒ビールなのに軽い「野焼きダークラガー」など、飲み比べるほどに面白さが広がります。
さらに、とり天やから揚げ、フリッツといった料理も充実していて、ブルワリーレストランとしての使い勝手もよさそう。
そして何より、温泉の街・別府の魅力をクラフトビールで表現しているのが素敵です。
温泉で汗を流したあと、できたてのクラフトビールを一杯。
そんな別府旅行の楽しみ方を提案してくれるブルワリーでした。
次に別府を訪れた際にも、また違うビールを飲んでみたいですね!
飲み比べセットを体験できるふるさと納税もおすすめ!
試飲レビューはこちら!


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