はるばるビールを飲みにさかづきbrewingに行って来ました。
さかづきBrewingは2016年に創業。現在の店舗では2020年から営業しています。
さかづきbrewingは北千住駅より徒歩6分。
千住ほんちょう商店街より細い路地に曲がったところにあります。
着きました!赤いドアが目印です。
1Fには醸造施設がどどーんと鎮座しています。外からばっちり見えます。
店内の1Fはスタンディングのみ。さくっとビールだけ飲んで帰るお一人様や醸造タンクを愛でながら飲みたい方がこちらで飲んでいますね。グラウラー(ビール用水筒)でのお持ち帰りもできます。
2Fはカウンター席10席。テーブル席30席。19時以降は予約客でパンパンになっていました。複数人で来られる方は予約必至かもしれません。
特に2022年12月末日まではPaypay30%還元中のため、より一層混んでそうですね。
タップ数は20。来店した日は16タップ提供しており、自家醸造のビールはなんと12!
アサヒビールが繋がっており、「?」と思ったのですが、親切なスタッフの方が、醸造家が元アサヒビールの方だと教えてくださいました。
醸造家はアサヒビールで辣腕を振るっていた女性。ノンアルコールの開発にも携わっていたそうです。
ビールは300mlのグラスで提供。残念ながらビアフライトはありませんが、とにかく一杯あたりのビールの値段がクラフトビールとしてはとってもリーズナブル。まさか550円から飲めるとは!
以下は飲んだビールの紹介と簡単な感想になります。
〇月明かりIPL(IndiaPaleLager)ABV:5.9%/IBU40 600円
IPL?IPAと似ていますが、ちょっと違います。ホップを大量に使用した上面発酵のエールビールIPAのヒットを受け、誕生したのがこのIPLというスタイルです。
同じくホップを大量に使用した下面発酵のラガービールです。
飲んでみると華やかなアロマをしっかりと感じつつ、どこか上品なモルトのうまみとキレのある後味。
一杯目にうってつけのビールでした。
〇Sunny Rainサニーレイン/吟醸ビール/ABV:6.0%/IBU10 800円
これまた珍しい日本酒の技術で醸造したビール。酒米を麦に配合し、焼酎白麹の発酵工程を加え、さらに清酒酵母で発酵しています。
お米のでんぷん由来の独特な甘み、酸味を感じます。相まって和梨のようなニュアンスを感じるフルーティーなビールです。美味!
〇かがり火/スペシャリティビール/安納芋ライエール/ABV:6.4%/IBU15 680円
鹿児島県産安納芋をこれでもかと使用。さらに乳糖とバニラビーンズを投入して仕上げたビール。
香りはバニラとさつまいも。飲んでみると、なめらかな舌触りと間違いようのないさつまいものフレーバー。ハイアルコール感を感じ、相まってスイートコーンのような甘みもキャッチ。
デザートビールですな。美味いのでまだまだ飲んでいきます。
と、その前に料理を注文。おひとり様にはほろ酔いセットがありました。
ビール一杯+前菜3種に炭火焼1種がついて1400円!これは注文不可避!!
前菜3種と、
炭火焼1種!ニュールンベルガーというソーセージを選択!
〇虎の尾/チリビール/虎の尾アメリカンペールエール/ABV:5.8%/IBU50 600円
お店の方に薦められた一杯。三重県の尾鷲市向井地区でのみ栽培されている青唐辛子「虎の尾」を使用。
鼻を近づけてみると青っぽさを感じますね。飲んでみると、はっきりわかる唐辛子の味。かといって辛さでビールが台無しになるということはなく、ペールエールに奥行きを一つ作った感じです。
複雑で面白いビールになっています。お肉料理と合いそうですね。
〇木蓮/ウッドストロングビール/ABV:7.5%/IBU50 700円
パタゴニアにのみ自生する原木「LENGA(ブナの一種)」の木片を漬け込んだビールだそうです。
飲み口としてはベルジャントリペルのようなボディしっかりとした甘さ。スイートコーンのようなアロマやバニラ感も感じます。モクレンのような香りがすると説明に書いていましたが、そもそもモクレンがどんな香りかわからず。。柑橘系にも似た華やかな香りがそれなのかな?
締めにふさわしい濃厚なビールでした。このビールが一杯700円だなんて信じられません。
ビール好きなら泣いて喜ぶ神店でした。
【店名】さかづきbrewing 【営業時間】水曜~金曜16:00~22:30/土曜13時~22:30、日曜13時~21:30 【定休日】月曜・火曜 【種類】20 【ビアフライト】不可 【QR決済】可 【最寄り駅】JR・東京メトロ・東武鉄道・つくばエクスプレス「北千住駅」より徒歩6分 【住所】東京都足立区千住1丁目20−11 【電話番号】03-5284-7676
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