小田急小田原線生田駅北口から徒歩2分という好立地にあるブルーパブムーンライト。
2012年のオープン以来、クラフトビール愛好家の間で密かな人気を忘れないこの店は、常識を覆す体験を提供し続けています。
平日は16時半よりオープンというスタートダッシュをきる営業時間の設定。
16時半過ぎに入店したところ、すでにお客さんが8割ほどいるという繁盛っぷり。
破格価格設定
最も驚くべきは、その価格設定です。
ハーフパイントサイズで300円という破格の値段はオープン以来変わっていないのでしょう。
現金オンリーの支払いシステムも、この金額では納得。
おつまみやピッツアなどのフードメニューも良心的価格。
ユニークなビールラインナップ
ムーンライトの魅力は、一癖も二癖もあるクラフトビールの数々です。
ビールの名前は一般公募で決定されており、地元にゆかりのあるネーミングが多いです。
二ヶ領(マイルドエール)最初にすももののような酸味が感じられ、その後砂糖醤油のようなフレーバーも。名前の由来となる二ヶ領用水は、多摩川などを水源とし、神奈川県川崎市多摩区から川崎市幸区までを流れる、全長約32kmの神奈川県下で最も古い人工用水路のことだそう。
枡形城(ビター)二ヶ領と比べてアルコール度数もボディーも重め。砂糖醤油のようなフレーバーに加え、プラムや干しブドウのような甘いフレーバーも感じられます。
枡形城は多摩丘陵の先端に位置し、四方を断崖で囲まれた天然の要害の地。秩父党の流れをくむ小山田有重の子稲毛三郎重成により築かれたとのこと。
メニューにビールのスタイルやアルコール度数、IBUの表記がないのが残念といえば残念。
でも、 表記がないことで、自分の舌と鼻のみでビールと真剣に向き合う機会をいただきました。
季節限定ビール:すいかエール
今回の来店の動機となったのが、ホームページで見かけた「すいかエール」です。 限定ビールということで、ハーフパイント600円。
すいかならではのメロン科の青っぽさが炸裂し、夏の本質を思い出させてくれます。 キラキラした季節というよりも、青くさい季節。若かりし頃の感覚を思い出させ、忘れられない一杯になりました。
ブルーパブ ムーンライトは、クラフトビールの概念を覆すユニークな体験を提供させていただきます。ビール愛好家なら、ぜひ一度訪れてみてください。
【店名】ブルーパブ ムーンライト
【営業時間】平日16:30〜22:30、土曜・日曜12:00〜21:00
【定休日】火曜・木曜
【TAP数】10
【QR決済】不可
【最寄り駅】小田急小田原線「生田駅」北口徒歩2分
【住所】〒214-0038 神奈川県川崎市多摩区生田7丁目11−8
【電話番号】0449301018
【Webサイト】http://brewpub-moonlight.co.jp/
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